自覚症状が少ない性病:クラミジアの検査
性病の中でも最も感染者数が多い、クラミジア。
性病として怖いと思われているエイズや梅毒などとくらべ、クラミジアは性病の中でも症状が軽いため、
気づかないうちに感染しているケースが多い。
クラミジアを検査する方法にはPCRクラミジアとLCRクラミジア 蛍光抗体法などがある。
PCRクラミジアやLCRクラミジアでは核酸増幅診断といって、特殊な装置を用いて遺伝子を増幅する
ことでクラミジア・トラコマティスの存在の有無を確認する。クラミジアの細胞が0.5個あれば発見できる
とされ、感度は非常に良いが、反面、0.5個の細胞があったからといって、クラミジア感染といえるかと
いう問題やクラミジアに似た遺伝子配列の混入物によって誤った判断をする危険性はある。また、機器
や試薬が高価なため、クラミジアの検査に5,000円程度かかってしまう。
蛍光抗体法は顕微鏡を使う方法で1件ずつ人が目でクラミジアを発見していく。具体的には蛍光塗料の
ようなものをあらかじめつけた抗体を使って、その抗体がクラミジアにくっつくことを利用して、クラミジアを
探す。蛍光顕微鏡という顕微鏡で見ると緑色っぽい蛍光色が星空のように光っていたら、クラミジアが、
存在することが多い。この方法は顕微鏡を見る人の技術が要求される上、手間がかかるのが欠点で
あるが、反面、目でクラミジアをみているので、クラミジアがいくつくらい見えるのか程度がわかるため、
白黒ではない、微妙な判定をすることができる。
アイラボでは詳しいクラミジアの状況を検査したいのでメインの検査方法として蛍光抗体法を採用している。
アイラボの検査の昨年度の統計では性病の検査を依頼された人の85%がクラミジアに感染しており、
性病と検査結果が出た人の92%がクラミジアに感染していることからもクラミジアの感染者数の多さが
伺える。
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