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細菌性膣症

悪臭の強いオリモノ
流産・早産にも関係が・・
性病と勘違いされる事も
乳酸菌の減少が原因
治療すれば臭いが消える
性感染症ではない

  ◆細菌性膣症の症状

   正常のオリモノは臭いは無く、無色透明で排卵の頃増えるなど性周期で変動します。
   細菌性膣症の症状としてはオリモノが増える、外陰部などに軽度の痒み、不快な魚の様な
   臭いがするということがあげられます。

  ◆細菌性膣症の特徴

   細菌性膣症は魚臭帯下と呼ばれる、悪臭の強いオリモノが特徴です。

   細菌性膣症は性感染症ではなく、膣内環境が損なわれている状態で発症します。

   膣の中は通常、乳酸菌によって強い酸性に保たれています。そのため大腸菌や悪臭の元と
   なる菌が繁殖しないようになっています。

   しかし、過度なセックスや膣洗浄のしすぎ、疲労や体力の低下などが原因で乳酸菌による
   自浄作用がなくなってしまうと、さまざまな菌が膣の中で繁殖し始めます。

   細菌性膣症になると悪臭がするため、パートナーに性感染症ではないかと疑われてしまうことも
    よくあります。

   細菌性膣症は治療をすれば改善されるので、早めに病院で治療をするとよいでしょう。


クルーセル
(細菌性膣症の原因・膣ガルドネラ菌が細胞に群がっている)

  ◆産婦人科学会で早産・流産の原因として注目・警鐘

    細菌性膣症が早産・流産・低体重児の誕生、分娩後の感染症の原因になることが最近に
    なって明らかになってきました。

   妊婦さんはカンジダ症になりやすいといわれていますが、細菌性膣症の方が発生頻度が
   高いのです。
    
   細菌性膣症の原因菌が子宮に入り込み、赤ちゃんを守り育てている膜の炎症(絨毛羊膜炎)、
   胎盤の炎症(絨毛炎)、羊水内感染(羊膜炎)、臍の尾や胎児へ感染(索条炎)を起こして
   しまいます。その結果、お腹の張りや痛み、発熱、破水を引き起こして、早産の原因になります。
   
    妊娠24〜37週で早産の可能性が2.8倍に増加
    特に妊娠16週以内に細菌性膣症・膣炎がある場合、早産の可能性が5.5倍に増加

  ◆乳酸菌が膣内の環境を維持している

    では、どうすればいいか? ということになりますが、元通り乳酸菌が住み着いてくれ
    なくてはなりません。したがって治療をされた後、不規則な生活による疲労や暴飲に注意し、
    規則正しい生活リズムを作ることが大切であるといわれています。

   治療をしても不摂生な生活をそのままにしていると再び細菌性膣症になってしまいます。
   細菌性膣症は生活習慣もあわせて改善することが大切です。


 ◆細菌性膣症になってしまう原因

   細菌性膣症がなぜ起こるか? その原因はいくつか考えられています。

   結果としては膣内の乳酸菌(デーデルライン桿菌)に代わって膣ガルドネラ菌が膣内を支配
   してしまい、それに伴って腸内の色々な菌(嫌気性菌)が増える結果、嫌な臭いが発生すると
   考えられています。

臭いやオリモノは健康の指標になりますので、いつもと違うと思った時にはいくつかの病気が
同時に存在することもありますので、婦人科トータルセルフチェック(女性8種)で検査されることを
お勧めいたします。

  

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