
◆カンジダの症状
女性の場合は白いカッテージチーズ状〜おから状のオリモノと強い痒みが特徴です。
男性の場合は亀頭包皮炎の原因菌の一つとしてカンジダがあります。症状は亀頭〜包皮に
かけての発赤、痒み、恥垢の増加が見られます。
カンジダの正体は酵母というカビの一種ですが、それが膣内で異常に増殖した状態が
膣カンジダ症です。外陰部の痒みと白っぽいオリモノの増加が特徴です。

カンジダ
カンジダ症はひどくなると強い炎症を伴ったり、治りにくくなってしまうこともあります。
症状が軽ければ体調とともに自然治癒する場合もありますが、症状がひどい場合(オリモノの
増加、嫌な臭い、強い痒み)は治療をしたほうが良いでしょう。
カンジダは性感染症ではありません。風邪、ストレス、寝不足、疲労などで体力が落ちた時に
症状がでます。それ以外にも風邪、膀胱炎、淋菌、クラミジアの治療で抗生物質を服用した
後にカンジダ症になることがあります。
◆カンジダの感染経路
性行為でも感染しますが、男性から女性へ感染することは少ないです。
風呂やトイレ、食器の共用などではまず感染はしません。
カンジダは、私達の周りにいるカビで、膣や外陰部にもいます。誰かから感染させられたという
よりは、膣や外陰部に常にいる菌(乳酸菌)が体調不良や抗生物質の使用によってバランスを
失うとカンジダがはびこってしまうのです。
◆妊娠時やピル内服時はカンジダになりやすい
カンジダは膣内の糖分(グリコーゲン)が多くなると繁殖します。
性周期の中では排卵が終わって次の生理までの間(黄体期)、妊娠中やピルを飲んでいる時も
プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受けて膣内のグリコーゲンが増えるので、カンジダ症に
なりやすいのです。
◆カンジダの産道感染
カンジダ感染があると出産の時に産道感染を起こすことがあります。赤ちゃんの口腔内に
カンジダがはびこってしまう(鵞口瘡)病気です。また、先天性皮膚カンジダ症を発症することが
あります。
◆カンジダの原因となる行為
カンジダは次のような行為が原因になって発生することが多いです。
不潔にしている、汗をそのままにしている、性交渉の頻度が多い、 体が湿っている時間が長い、
妊娠中、 糖尿病、 抗生物質やピル、ステロイドホルモン、抗がん剤などを服用している時。
いつもと違うと思った時にはいくつかの病気が同時に存在することもありますので、婦人科トータルセルフチェック(女性8種)で検査されることをお勧めいたします。
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