
◆性器ヘルペスの症状(女性)
初感染の時には感染機会から2〜10日後外陰部の痒みから始まり、痛みを伴うようになります。
次第に2〜5mm程度の水疱が出来るようになり、強い疼痛(いたみ)があります。
ひどい場合には歩くことや排尿困難になる場合もあります。
痒みや不快感、水疱、多発性の潰瘍などが主な症状ですが、膣内にできたときは自覚症状が
乏しいことが多いです。
それ以外にも発熱・リンパ節の腫脹・倦怠感などの症状がでる事もあります。
子宮や膀胱にまで症状が広がっていくこともあります。約2〜4週間で自然に治癒しますが、
薬を飲むことによって7〜10日程度で治癒することが出来ます。ただし、ヘルペスウィルスは
腰仙髄神経節に潜伏し続けているので、疲労したときや生理、性行為などをきっかけに再発
することも多いのです。
一般に再発のときの症状は初感染に比べれば軽く3〜7日で自然に治癒します。
しかし、再発を繰り返すことが心身への大きなストレスとなる場合もあります。

◆性器ヘルペスの症状(男性)
女性の場合と同様に2〜10日後に症状があらわれます。
1〜2mmの複数の水疱が次第に破れて融合して痛みを伴った潰瘍になります。
症状が出始めて7日前後に最も重症化するケースが多いです。包皮や亀頭、陰茎体部に
出来ることが多く、1〜2週間で自然治癒します。女性の場合と同様にヘルペスウィルスは
腰仙髄神経節に潜伏し続けているので、疲労したときや性行為などをきっかけに再発する事
も多いのです。
ただ、再発時には自覚症状がやや軽くなることが多く、1週間程度で自然に治癒します。
◆性器ヘルペスの特徴
女性の性器ヘルペスウィルス感染症(以下ヘルペスとします)は性器クラミジア感染症に
ついで多い性感染症です。ヘルペスでは水疱ができ、痛みや痒み、発熱を伴う為に発見し
やすいですが、膣の内部にできた場合は自覚症状がありません。
ヘルペスは単純ヘルペスウィルス(HSV)1型、2型の感染によって発症します。感染すると
神経を伝わって腰にある腰仙髄神経節に潜伏します。そして体調を崩したときや、免疫力が低下
したとき、また、生理のときなどに再び神経を伝わって皮膚や粘膜に水疱をつくります。
再発することが多く、大きなストレスとなることも多い感染症です。

ヘルペスウィルス感染細胞
◆性器ヘルペスの感染経路
一般にヘルペス1型は口唇にヘルペス2型は性器に感染しますが、オーラルセックスなどに
よりヘルペス1型が性器に感染することもあります。ヘルペスの感染経路は性行為による
感染がほとんどですが、水疱に触れてしまうことで感染するので注意が必要です。
また、水疱が無くなっても治癒直後はコンドームを使用したほうが良いでしょう。
◆性器ヘルペスの治療
抗HSV薬を5〜10日間、服用します。
また、軟膏による治療が最適な場合もあります。
治療によって病変が無くなってもヘルペスウィルスが排泄されている可能性があるので、
治癒直後はコンドームの使用が必要です。
◆性器ヘルペス再発を抑制する新しい治療法
長期間抗ウイルス剤を服用する事で再発を抑制(完全にとめる)する治療法があります。
しかし、抑制療法は欧米やその大多数の国では認可されていますが日本は認可されて
おらず、健康保険がきかないのが現状です。
性器ヘルペスの検査は、ご自身の健康や将来の妊娠・出産の安心のために、婦人科トータルセルフチェック(女性8種)で検査されることもお勧めしてします。
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